印刷品質(欠点・色調)検査装置
BOTH Σ SENSOR

BOTH Σ SENSOR シリーズは、オフセット枚葉機、オフセット輪転機、ビジネスフォーム輪転機、
グラビア印刷機等の各種印刷機に数多くの搭載実績を誇る印刷品質検査装置です。
欠点検査に加え、独自技術による絵柄全域の色調検査も同時に行い、結果をモニターに表示します。

オフセット枚葉機向では、薄紙・厚紙を問わず紙尻の暴れを確実に押さえ、アルミ蒸着紙等の検査も乱反射の影響なく行います。
一度ご採用いただくと、他の印刷機にも搭載したくなる、高性能で使いやすい検査装置です。

簡単操作

ボタンひとつで検査開始、フルオートで設定完了

高速スキャニング
カメラのご用意

菊全判(<18,000sph)の場合
流れ方向 0,23mm/ピクセル

クライアントの品質要望に応えるため、ハイエンドスペックである高速スキャニングカメラのご採用が増加中

IRの使用(特許)

IR(赤外光)の使用により確実な墨の濃度判定が可能。墨単色と混合色の黒を確実に識別し信頼性の高い色調検査を実現

リモート
メンテナンス

心配りの行き届いたメンテナンス。横浜サービスセンターがお客様のご予定に合わせ迅速に対応いたします

お客様の声 - CaseStudy 5

株式会社
富士印刷 様香川県観音寺市

印刷新報のサムネイル

BOTH Σ SENSOR 搭載機

2020年11月5日付け印刷新報に掲載(PDF)されました。

お客様の声 - CaseStudy 4

株式会社
気生堂印刷所 様東京都大田区

山領様と水野様の顔写真
専務 永井利弘 様
印刷課 課長 須藤 様

BOTH Σ SENSOR 搭載機

ハイデルベルグ SM102-10P<UV仕様>(両面検査)

品質管理を目的に2006年にSM102-10PにBOTH Σ SENSORを導入しました。2008年にはUV仕様SM102-10PUVに更新し、BOTH Σ SENSORは既設機から移設しました。

印刷物に欠点が発生した時に、詳細を正確に把握することが装置の役割ですが、マスター画像は操作タッチパネルに表示されたまま、別の大型モニターには走行紙画面と欠点の拡大画像が、それぞれ写し出されるので、欠点の発生個所と実際の欠点が非常に判りやすくなっています。

導入当初は、紙尻のアバレをエアーで制御していました。用紙によっては、非常に微妙な調整が必要で苦労することがありました。その後、厚紙仕様の帯電バーとの組み合わせを行った事で多種の薄紙で用紙全体の検査を確実に行う事が出来ました。モニターで走行紙の状態を確認しながら、エアー量・帯電量を調整できるのでシリンダーにフィットさせる事が出来ます。多種用紙、小ロット印刷を行う上で、品質の安定、不良品の流出防止に非常に貢献しています。

お客様の声 - CaseStudy 3

サンエイ
株式会社 様香川県高松市

山領様と水野様の顔写真
専務取締役 製造本部長
香川善郎 様
プレス課  福島 様

BOTH Σ SENSOR 搭載機

ミヤコシ MVF-18(両面検査)、ミヤコシ MVF-18(両面検査)

クライアントからの印刷品質への要望が高まる中、品質管理の徹底を図るために、2013年にBOTH Σ SENSORを採用しました。検査装置の選定にあたっては、実機見学、メーカー訪問を繰返し、懇意のアドバイザーの意見も聞きながら多角的に進めました。

BOTH Σ SENSORはビジネスフォーム印刷機の構成を変更しないで搭載できる様、コンパクトに設計されており、操作が簡単で、表面、裏面とも取込画像が明るく、微細な欠点まで検出される点が決め手になりました。

翌年、他の主力機にもBOTH Σ SENSORを採用し、ヤレ紙の削減、規格外品の流出防止等に役立てております。

お客様の声 - CaseStudy 2

日幸印刷
株式会社 様大阪府東大阪市

山領様と水野様の顔写真
本社工場長 山領真一 様
顧問 水野良夫 様

BOTH Σ SENSOR 搭載機

本社工場:小森リスロン-650(片面検査)、小森S リスロン-744(片面検査)

角田工場:三菱 Daiya-3G-5(片面検査)

検査装置の設置イメージパッケージ印刷物に対するクライアント様の品質要求度は、日に日に厳しくなっており、微かな擦れ傷、付着物等の見逃しは、即受注状況を苦境に追い込みます。

当社は、BOTH Σ SENSOR を2011 年3 月に小森L-650 に搭載しましたが、微細欠点はもとより、目視では判別できない咥え付近の黄色の薄汚れの検出等、直ぐにその効果を発揮しました。

翌年に角田工場の三菱菊全5 色機、そのまた翌年に小森LS 四六全7 色新設機に搭載し、今や無くてはならない設備となっております。 特に、LS-744 では、アルミ蒸着紙の検査も紙尻まで乱反射なく行えております。紙押えのエアー源は、15kw と、当初「そこまで大容量が必要なのか?」と訝しく思いましたが、斤量、絵柄に関係なく紙尻まで均一の検査ができることを実感し、納得が行きました。

お客様の声 - CaseStudy 1

株式会社
テクニカ 様広島県広島市安佐北区

谷川様の顔写真
代表取締役 谷川和敏 様

BOTH Σ SENSOR 搭載機

ハイデルベルグ SM102-4P(両面検査)、小森 リスロン - A537(片面検査)

検査装置の設置イメージ昨今の出版物は、専門性の多様化に伴い、出版物の精度に対する社会のニーズが高くなりました。高い技術と確かな品質を維持する為に、目視検品に加えインライン検査装置は、必要不可欠です。こうした観点から今後、印刷品質検査装置は、各メーカー印刷機に標準搭載されるようになると考えます。

導入したBOTH Σ SENSOR は、厚紙・薄紙にかかわらず、圧胴面に印刷紙を確実に押さえて、咥えから紙尻まで均一の厳しい検査が可能となりました。高品質の印刷物を維持する事によって、 弊社の理念である「得意先からの信用」を得られていると思います。

また、この装置の操作は通常業務の一環として行っており、非常に簡単で使いやすく、 横浜( メーカー所在地) からは遠隔地にもかかわらず、メンテナンスも即応して頂き、大変満足しております。